【教育担当者様必見】新入社員に意識してほしい〇〇のこと

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こんにちわ。ビジネスマンです。会社員になって1年目として仕事に携わる場合、様々な教育がありますが、まず仕事に取り組む姿勢としてこれだけは意識して欲しいことをまとめてみました。私がサラリーマン人生の中でこれだけは、「なくてはならない意識」だと思います。

会社とは何か?

営業や販売等、個人の売り上げが重視される仕事においては、常に意識出来ると思いますが、人事や総務、総合職等自身の売り上げが重視されない仕事においては忘れがちな心がまえとなります。

1.会社とは

「会社」

利益(営業利益)を追求することを目的に集まった組織

「株式会社」

株式を発行して資金を集める→集めた資金で事業を運営→利益を上げる→「株主」に対し「配当」を支払う

過去に、高利少売の販売業を行っていた時に、販売成績の良くないメンバーがよく「あの人には私から商品を勧められないよ。」などと言っていた記憶があります。事業を行う上で、会社に所属した場合、利益を追求することが出来ないという思考はありえません。常に利益を追求する心構えが必要です。

2.営業利益とは

営業利益

売上 - 費用 = 営業利益

「株式会社」の役割を考えた場合、利益を出す方法は以下2点しかありません。

①売上(収入)を伸ばす

②費用(経費)を減らす

3.会社員として必要な心構え

⇒利益意識を根底にもち業務に取り組むことが前提

⇒売上増、コスト減の意識を常に持ち取り組むことが必要

配属時に意識すること

 新入社員研修などが終了して、いざ配属が決定したとします。配属先に教育担当の先輩がいる場合については問題ないと思いますが、いきなり担当が割り振られ、根本理解をしないまま業務を行っていくことも考えられます。その場合の「意識の持ち方」について解説します。

1.部署の役割を考えよう

前記では、会社の役割や利益意識やコスト意識をもち業務に取り組む姿勢について解説しましたが、配属後については、部や課、○○担当や役職などの役割分担が行われたうえで業務を遂行することとなります。まず、配属先の部署の役割や役職における役割を理解しましょう。

2.会社に部署や部門が存在する理由

•専門性を高めるため

部署に特定の役割を設定することで一定の業務範囲に特化して取り組むこととなり専門性が高まる仕組みになっています。

•効率を高めるため

部署を設置しない場合、社員が毎回異なる範囲の業務に従事することになり経験や反復による能力向上が望めず、業務効率が低下してしまいます。特定の業務経験を積み、反復を繰り返して専門性を高めていくことが業務の効率を高めることにつながります。

3.それぞれの部署の役割

営業部門:収入をどうあげるか

総務部門:コスト管理をいかに行うか

人事部門:人材開発、人材教育をどう行うか

企画部門:どのような商品を企画できるか。

総合職(様々な部署を経験するポジション)などであるあるの話ですが、所属期間が長くなると、意識が固定化されてきてしまいます。例えば、総務部門の経験が長い人が営業部門に異動となった際、コスト意識が強すぎ、売り上げがなかなか上がらないなどがあります。新入社員のみなさんに意識してもらいたいことはその部署の役割を理解し、自分に何が求められているかを意識して業務を遂行することです。

「業務」「仕事」「作業」の違い

私は総合職として15年以上勤務し、半分以上の年数を管理職として仕事をしてきましたが、作業が自分の仕事だと思っている社員が多いと感じることがあります。前記役割を考えた場合に、自分の行動が与えられた役割にあっているのかを考える必要があります。以下の記載は、「仕事」の進め方として私自身がこうあるべきであると考えていることになりますので、考え方の参考になればと思います。

「仕事」とは

部署や役職などの役割を遂行し、目標を達成するために行う行動(長期的)

例)営業部門で年度売上予算を達成するために行う行動。

「業務」とは

担当として「仕事」を分解したうえで与えられた役割を継続して行う行動(中期的)

例)売り上げを上げるために行う販売行動

「作業」とは

「業務」を分解して行う個別の行動(短期的)

例)売り上げた商品の請求書作成

最後に

今回は、新入社員としての意識や部署の役割理解及び仕事の進め方等の基本的に意識してほしいことを記載しました。「基本的な意識」や役割を理解しないまま業務を行った場合、仕事をやらされている、上司が理不尽だなどと思いがちになってしまいますので、自ら意識して行動することが重要です。

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