簿記３級問題集【現金と預金に関する仕訳】

他人が振り出した小切手を受け取ったときは、現金の増加で処理

送金小切手や郵便為替証書を受け取ったときは現金の増加で処理

実際の現金有高に合わせて現金過不足で調整する

実際の現金有高に合わせて現金過不足で調整する

現金不足分の理由が発覚したら、実際の費用として計上。貸方に「現金過不足」として以前、借方で計上した現金過不足を相殺する

以前現金過不足で計上した現金不足分が決算日においても発覚しない場合は、「雑損」として処理

以前現金過不足で計上した現金過剰分が決算日においても発覚しない場合は。「雑益」として処理

複数銀行の普通預金口座に預け入れる場合は、借方を銀行ごと分配する。

（借方）A銀行100、B銀行100、（貸方）現金200　など

小切手を振り出した場合、当座預金の減少で処理

以前に、自社が降り抱いた小切手を受け取ったときは、当座預金の減少を取り消す処理をする。

当座預金残高100円に対して、買掛金200円で残高が不足しているが、当座借越契約を締結している場合の仕訳としては、足りているものとして仕訳する。

但し、決算日にと当座借越の状態であるときは、「当座借越」または「借入金」に振り替えることが必要。上記の場合で決算時期の場合、下記の通り処理する。

（借方）当座預金100（貸方）当座借越または借入金100

小口現金は、日々発生するこまごまな支払いに備えるための少額の現金のこと

※定額資金前渡法（インプレスト・システム）定期的に小口現金を使用し多分だけ補充する仕組み

支払い報告と補給が同時の際は、合わせた仕訳を行う。

例）（借方）旅費交通費100　（貸方）小口現金100

　　（借方）小口現金100　　（貸方）当座預金100

同時に行う場合→（借方）旅費交通費100　（貸方）当座預金100